基礎知識

葬儀において、誰を呼ぶのかという決定は、非常に繊細な問題です。
一般葬では、家族や親族以外にも、友人や会社関係者など多くの方をお呼びすることが一般的です。
しかし、葬儀の参列者が限定的である家族葬、直葬ではどこまで呼べばいいのかとお困りになる方は少なくありません。
葬儀を家族葬や直葬で行おうと考えている場合には、トラブルを起こさないためにも、しっかりと通例を理解しておく必要があります。

まずは、家族葬についてです。
基本的に、家族葬において誰を呼ぶべきなのかということについて、決まり事はありません。
家族や親族だけで、静かに送りたいのであれば、近しい親族だけお呼びしても問題ありません。
親しかった友人も一緒に、最後を見届けてほしいと考えるのであれば、お呼びするのもいいかもしれません。
故人の気持ちを考慮して、呼ぶ範囲を決定するということが、一番です。

また、家族葬だからといって必ずしも親族を呼ばなければいけないというものでもありません。
ただし、親族であったのに呼ばれなかったということになると、良い思いをしない人がいることも確かです。
そのため、近しい親族は基本的に呼ぶというのが、無難な選択肢だと思います。

直葬に関しても、基本的に親しい親族のみで行われます。
そのため、葬儀に参加できなかったことで、後から不満を持たれることもあるため、親族だけの場合は、直葬行う前にきちんと相談しておくことが重要です。

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