家族葬の費用

葬儀の費用は主に、葬儀一式費用、飲食接待費用、寺院費用から構成されます。そして、家族葬は、一般葬よりも小規模で行われる形式であるため、その分費用は抑えられることが多いです。一般的に葬儀の費用は、参列者が多ければ多いほど費用が高くなるといえるので、一般葬よりも参列者の少ない家族葬は費用を抑えることが可能となります。
なぜなら、参列者が多い場合、参列者に対して返礼品を渡したり、香典返しを渡す必要があり、これにも相当の費用がかかるからです。
さらに、家族葬を行う場合には、お住いの自治体や保険事務所から葬祭費補助金が給付される場合もあるので、確認することをおすすめします。

一方で、参列者が少ないと香典の数も少なくなり、葬儀を行う場所や、ご家族の宗教によっても費用は変動します。したがって、必ずしも家族葬の方が必ず安くなるともいえません。
もっとも、平均的には、一般葬は100～150万円で行われるといわれていますが、家族葬の場合はおおよそ100万円以内で行われることが多いといわれます。

これらのことを考慮して、ご遺族と相談しながら家族葬にするかを決断する必要があります。