友人葬
友人葬とは、家族葬や密葬のようなものであると勘違いされ、友人によって見送られることだと思われがちですが、そういったものを指すわけではありません。
実際の友人葬は、創価学会の葬儀のことを指します。
友人葬は、創価学会独自の葬儀の形式であるため、さまざまな特徴があります。
まず、1番大きな特徴として、僧侶を呼ばないということが挙げられます。
僧侶が引導を渡すことは、成仏できるかに関係しないというのが創価学会の考えです。
そういった形式よりも、故人を偲ぶまごころが何よりも大切だと説かれています。
僧侶の代わりに、創価学会が進行役である導師を務めます。
導師と参列者が共に、法華経を読み、何妙法蓮華経の題目を唱えます。
他にも、しきみ祭壇の使用、戒名をつけないといった特徴があります。
一般的の争議では、花が飾られた祭壇を使用することが一般的ですが、友人葬ではしきみを基本とした祭壇を用います。
戒名に関しては、釈尊滅後に普及した習慣であるという理由から、成仏には必要ないと考え、戒名をつけることはしません。
また、5本房の数珠を使用するという特徴や、導師への謝礼は不要という特徴もあります。
このように、他の葬儀にはない特徴を持つ友人葬ですが、流れに関しては他の葬儀と大きな違いはありません。
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