直葬での戒名はどうなる？
直葬とはお通夜や告別式といった儀式を省略して執り行う葬儀のことをいいます。
納棺後すぐに火葬することから火葬式ともいいます。
宗教的な儀式を省略する直葬ですが、仏式の葬儀でつけることになる戒名はどうなるのでしょうか。
そもそも戒名とは仏弟子になる人につけられる名前のことです。戒名 がつけられるということは仏門に入ったことを意味します。出家して仏門に入る時にも戒名がつけられますが、出家していない人でも極楽浄土に行けるようにと、故人に対し て戒名がつけられます。
以上のように戒名は仏式の葬儀でつけられるものです。
直葬では宗教的儀式を執り行わないことが特徴の一つですが、戒名はどうすれば良いのでしょうか。
まず確認すべきはお墓です。菩提寺が管理する墓地に納骨するのか、宗教的に自由な場所に納骨するのかによって戒名をつけるかどう かが変わるケースがあります。
菩提寺の考え方によっては僧侶が仏教の作法によってつけた戒名がなければ、墓地への納骨ができないケースもあります。菩提寺に納骨 する可能性が高い場合は予め菩提寺と相談することをおすすめいたします。
また、直葬であっても戒名をつけてもらうことはできます。
直葬を執り 行いたいと考えていて、お寺に納骨したいという場合はお寺に一度相談してみることをおすすめいたします。
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